VERY BEST OF AKIKO WADA'98

和田アキ子 VERY BEST OF AKIKO WADA'98歌詞
1.夢

作詞:石井竜也
作曲:石井竜也

DREAM 追いかけて あなたのために今
たとえどんなに 険しい道でも
決してあきらめないでいてよ

DREAM いつの日か つかめる時が来る
ここで終わる程 あなたの夢は
ちっぽけなものじゃ なかったはず

迷わず今はただ 信じたとおり進めばいい
いつでもあの頃の ときめきを忘れないでよ

DREAM 輝いて 微笑むあなたがいる
人はそれほど 強くないから
時に沈むことも あるけれど

大きな夢を抱き その瞳にいつでも愛を
もう一度飛び立とう あなたが光りだすために

泣いた夜をいくつも越えて
やっとここまで来たんじゃないの
負けないであなたに

DREAM 空を見て そこには何が見える
全てうまくいく訳じゃないから
自分を責めないでいてほしい

大きな夢を抱き その瞳にいつでも愛を
もう一度飛び立とう あなたが光りだすために
夢を追って


2.河 ~River~

作詞:森浩美
作曲:井上大輔

“これで終わりや” なんて言うから
街のざわめきも 急に止んだ

本当にあんたそれでいいの?と
聞きたい言葉を 呑み込んでいた WOO…

惚れてたすきや どんなに駄目なあんたでも
気持ちはずっと変わらない ずっと
流れる河の上に かかった橋から
黙って 小石を投げた

朝日が昇れば また新しい
光がこの部屋 染めるけれど

過ごした日々の あんな出来事
簡単には わすれられないやろう WOO…

静かに息を 殺すように眠る背中
まるで子供の 横顔のようで
時々いつか 思い出したら泣けそうな
月の 差し込んだ夜

誰かいなけりゃ淋しいくせに
あんたいつでもつよがってみせた
夢の続きを呟きながら 一体どこへ歩いてゆくの

水面に青や 赤いネオンが揺れる街
私はここで 生きて行くつもり
あんたと私 河のようにどこまででも
ひとつで 流れたかった

惚れてた好きや どんなに駄目なあんたでも
気持ちはずっと変わらない ずっと
あんたと私 河のようにどこまででも
ひとつで 流れたかった


3.だってしょうがないじゃない

作詞:川村真澄
作曲:馬飼野康二

にじむ灯り この店に乾杯
今夜は別れ話も サマになるね
次の彼女(ひと)と 幸せになってと
言えないアタシを どうか許してよね

車のライトが流れて行くたび
時間(とき)が戻るよで ツライネ

だって しょうがないじゃない
アタシも弱いから
何度 ほれてみたって
恋だけは アホやねん
だって しょうがないじゃない
あなたもずるいから
ずっと このままなんて
あかんと思うでしょ

ガラス窓に 映る顔がキライ
煙草もみ消す仕草 それもキライ
いつもならば リズム刻む指も
冷たい夜にからまれ 動かないね

わるいね 短気で へんに気がきいて
そこがいいと 言われるけど

だって しょうがないじゃない
アタシも待てないし
何度 別れてみても
恋だけはアホやねん
だって しょうがないじゃない
あなたを好きだけど
きっと一晩泣いて
忘れてしまうから wow wow

だって しょうがないじゃない
アタシも弱いから
何度 ほれてみたって
恋だけは アホやねん
だって しょうがないじゃない
あなたもずるいから
ずっと このままなんて
あかんと思うでしょ


4.どしゃ降りの雨の中で

作詞:大日方俊子
作曲:小田島和彦

とても悲しいわ
あなたと別れて
流れる花びら
みつめているのは
どしゃ降りの雨のなかで
わたしは泣いた
やさしい人の想い出を
つよく抱きしめて

みんな知ってたの
いつかこうなると
それでも苦しい
あきらめるなんて
どしゃ降りの雨のなかで
わたしは叫ぶ
信じていたい愛だけを
あなたの愛だけを

たったひと言の
さよならだけど
これきり逢えない
昨日の夢なの
どしゃ降りの雨のなかを
わたしは歩く
ひとりぼっちの街の角
あかりが溶ける


5.コーラス・ガール

作詞:竜真知子
作曲:川口真

同じ仕事仲間のあんたが抜けると
さびしくなるってみんな思ってるわ
だけど好きなひとと ひとつの街で
落ち着けるならそれが一番じゃない
待たせると悪いからそろそろバスに乗るわね
コーラスガールの旅だもの
きっとまたにぎやかになるわ
旅先でいつか手紙を書くけど
幸せだったら返事はいらない
幸せだったら返事はいらない

他にとりえもないし仕事をしてれば
さびしい想いもしなくてすむから
私歌えるうちは続けるつもり
くびになったらきっと遊びにくるわ
あなたにはいつだっていろいろよくしてもらった
コーラスガールの気まぐれに
つきあって苦労したでしょう
旅先でいつか手紙を書くけど
幸せだったら返事はいらない
幸せだったら返事はいらない


6.Mother

作詞:秋元康
作曲:鈴木キサブロー

悲しいことがあるたびに
あなたの顔が目に浮かぶ
いつでも そっと 手を広げ
「ここにおいで」と
迎えてくれる

生まれた街に 背を向けて
自分の道を歩いてる
どこかに帰る鳥たちに
私は遠いあなたを想う

Mother
時は過ぎても
Mother
何も変わらず
Mother
私はあなたの娘
子守唄を聞かせて
どうにか1人 生きて来れた
そこに あなたがいたから

やさしく髪をなでながら
私のためのぬくもりを
悲しい夜の地図にして
頑張る勇気を
あなたがくれる

Mother
誰の胸にも
Mother
きっといるはず
Mother
心配ばかりかけてる
私だけを見ていて
離れていても わかり合える
それがあなたのララバイ

Mother
時は過ぎても
Mother
何も変わらず
Mother
私はあなたの娘
子守唄を聞かせて

どうにか1人 生きて来れた
そこにあなたがいたから
そこにあなたがいたから


7.抱かれ上手

作詞:荒木とよひさ
作曲:J.Carbone・D.Belfield

恋人のひとりも いないのがお似合い
退屈な女と 自分でそう思う

心から 好きでも Kissひとつ出来ない
守るものないのに 身体が固くなる

抱かれ上手なら 別れ上手なら
ちがう生き方を してたでしょう
こんな私でも 本気になる人
あしたの どこかにいるはず

憶病な恋より 華やかな女を
選ぶのが普通ね 男の人ならば

許したら飽きられ 拒んだら悲しい
泣きぬれてみるほど 若くはないくせに

遊び上手なら 涙上手なら
悩むことなんか 関係ない
こんな私でも 踊り明かす人
この都会(まち)のどこかいるはず

抱かれ上手なら 別れ上手なら
ちがう生き方を してたでしょう
こんな私でも 本気になる人
あしたの どこかにいるはず


8.さあ冒険だ

作詞:森高千里 with S.Itoi
作曲:カールスモーキー石井

晴れた日は 出かけよう どこか遠くへ
知らないとこ 目指して歩いて行こう さあ冒険だ
昨日より 今日が好き 新しいから
ワクワクする この気持ち なんだろう さあ冒険だ

迷い道 裏道 信号 ガードレール
風にたずねながら お気楽に行こう

晴れた日は 出かけよう こころ裸で
うれしいこと 探して歩いて行こう さあ冒険だ
家の中にいても そうだつまんない
犬に道をきけば どこへでも行ける

晴れた日は 出かけよう 口笛ふいて
悲しいこと 忘れて歩いて行こう さあ冒険だ
イソイソする この気持ち なんだろう さあ冒険だ


9.もう一度ふたりで歌いたい

作詞:阿久悠
作曲:森田公一

もう一度 ふたりで歌いませんか
気のあったデュエットを してみませんか
今ならば あなたに心を合わせ
明るい歌が うたえそうです

それぞれが 描いた未来の中の
しあわせが少しだけ違っていたが
今ならば 小さな食い違いなど
何でもないと笑えそうです

Let's sing a song
歌いましょう
Let's sing a song
もう一度ふたりで
Let's sing a song
歌いましょう
Let's sing a song
もう一度ふたりで
歌うことは 愛すること
愛することは 生きること

もう一度 ふたりで歌いませんか
人の世のステージに 並びませんか
今ならば 素直に明日を信じ
ふさいだ胸も開けそうです

一人より二人が 楽しいことを
孤独よりやすらぎが嬉しいことを
今ならば 無邪気に肩寄せ合って
希望に満ちて 語れそうです

Let's sing a song
歌いましょう
Let's sing a song
もう一度ふたりで
Let's sing a song
歌いましょう
Let's sing a song
もう一度ふたりで
歌うことは 愛すること
愛することは 生きること

Let's sing a song
歌いましょう
Let's sing a song
もう一度ふたりで

Let's sing a song
歌いましょう
Let's sing a song
もう一度ふたりで


10.やじろべえ

作詞:秋元康
作曲:都志見隆

きっと 泣かないと
思われているから
いつも 強いフリして来た
本当は違うのに……

ふいに サヨナラと
あなたから言われて
「そんな気がしていた」なんて
無理して 微笑んだわ

いつもの店の有線が
私の代わりに泣いた

しあわせもふしあわせも
背中合わせの
表と裏
しあわせもふしあわせも
意地っぱりの綱引き
あなた次第で
心はやじろべえ

少し 黙ったら
泣きそうになるから
ずっと 喋り続けながら
煙草だけ 増えてゆく

“それじゃあ 元気で”と
聞きわけがよすぎて
いつも 自分が嫌になる
わがままでいたかった

グラスの中の思い出は
一気に飲み干せないわ

しあわせもふしあわせも
考え方の
右と左
しあわせもふしあわせも
後悔が残るだけ
涙ひとつぶ
傾くやじろべえ

しあわせもふしあわせも
背中合わせの
表と裏
しあわせもふしあわせも
意地っぱりの綱引き
あなた次第で
心はやじろべえ


11.抱擁

作詞:阿久悠
作曲:都志見隆

心の虹を見たのはいつか
あなたに抱かれたときか
いのちと愛が重なり合って
同じ涙を流すとき

たった一度の夢でもいい
わたし 生きてた
思い違いであってもいい
虹を見た

この世の神の いたずらならば
それでもいいわと思う
男と女 女と男
これも一つの組合わせ

たとえはかない愛でもいい
わたし 燃えてた
風の吹きよで変わっていい
愛を見た

夢うつつのあとの
心細さとたたかいながら
でも わたしはわたしだと
またからだを熱くして
あなたの腕の中

たった一度の夢でもいい
わたし 生きてた
思い違いであってもいい
虹を見た
愛を見た


12.よくやるね

作詞:吉元由美
作曲:後藤次利

懐かしくて立ちすくんだ交差点
背中でほらすぐに気づいた
元気なの?と声をかけてみたいけど
今の私には待つ人がいる
別れなんてさ 突然雨に
降られたみたいなものね
恋人をなくしても
飯倉片町あたりじゃ
明日には別の人
私もよくやるね

男たちは時がたって気づくのね
どんなにねぇ愛していたか
そしていつか女たちも恋をする
最後の愛だといつも信じて
服を選んで 脱ぎ散らかして
またひとつためいきつく
派手な女(ひと)連れてたと
飯倉片町歩けば
噂など耳にする
あなたもよくやるね

派手な女(ひと)連れてたと
飯倉片町歩けば
噂など耳にする
あなたもよくやるね
恋人をなくしても
飯倉片町あたりじゃ
明日には別の人
私もよくやるね


13.天使になれない

作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一

今日まで賭(か)けた 愛が
音をたてて くずれて行く
信じられない 最後のことばに
こうしているのが やっとの私
それでも笑って 話せというの
とてもそれは できないわ
愛はあまりにも 私を傷つけた
とても天使に なれないわ
泣いて泣きつかれて 眠るまで

今日まで賭けた 日々が
踏みにじられ 消されてゆく
死ねと言うなら 死ぬかも知れない
裏切られたのが たえられないの
それでも涙 かくせというの

とてもそれは 出来ないわ
愛はあまりにも 私を傷つけた
とても天使に なれないわ
涙出しつくして 涸れるまで

とてもそれは 出来ないわ
愛はあまりにも 私を傷つけた
とても天使に なれないわ
涙出しつくして 涸れるまで


14.今あなたにうたいたい

作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子

想い出に何をあげよう
通り過ぎた歳月に
かぞえきれないさよなら
もう 逢えない 友達

届かない手紙よりも
この手のひらのぬくもり
明日の見える窓明り
今 届けられる ものなら

あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに
あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに

忘れない遠いあの日
届かない夢にすがり
幸せ急ぎつまづいた
ほろにがい まがり角

哀しみを捨てたつもりで
強がりの笑顔 見せて
ネオンライトの賑わいに
隠れて泣いたこともある

あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに
あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに


15.あの鐘を鳴らすのはあなた

作詞:阿久悠
作曲:森田公一

あなたに逢えてよかった
あなたには希望の匂いがする
つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも
さわやかな希望の匂いがする
町は今 眠りの中
あの鐘を鳴らすのは あなた
人はみな 悩みの中
あの鐘を鳴らすのは あなた

あなたに逢えてよかった
愛しあう心が戻って来る
やさしさや いたわりや ふれあう事を
信じたい心が戻って来る
町は今 砂漠の中
あの鐘を鳴らすのは あなた
人はみな 孤独の中
あの鐘を鳴らすのは あなた

町は今 砂漠の中
あの鐘を鳴らすのは あなた
人はみな 悩みの中
あの鐘を鳴らすのは あなた


16.星空の孤独

作詞:阿久悠・ロビー和田
作曲:ロビー和田

胸にひろがる 孤独のつらさ
夜空に抱かれ ひとりの眠り
愛を信じた やさしい胸の
傷をあたため 星に涙ぐむ

星よお前が またたく限り
明日を信じたい
たった一度 愛された
夜をてらした 星を求め行く

星よお前が またたく限り
明日を信じたい
たった一度 愛された
夜をてらした 星を求め行く
星を求め行く